中島みゆきの「糸」の歌詞に隠された意味…名曲の本当の意味に涙が止まらない(引用元:kwsklife)

中島みゆきの「糸」の歌詞に隠された意味

この曲は原曲は中島みゆきさんですがMr.Childrenの桜井さん、森山直太朗さん、JUJUさん、つるの剛士さん、クリス・ハートさん、三浦大知さんなど様々な歌手にカバーされている名曲となっています。

まず注目すべきはこの歌詞です。

なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らないいつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない

出会いや縁は不思議なものです。

明日の自分がどうなるのか分からないようにこれからの出会いや縁はどんなものが待ち受けているのか分からないものです。

しかし、私たちは「知らない」ということを知っています。だからこそ、そこに「なぜ」や「いつ」を求めるのです。

この歌詞からは人が出合うのは見えない糸で結ばれた“縁”であるということが綴られており、いつのときも運命としか言えないのではないかといった感じがします。そしてこの部分。

縦の糸はあなた 横の糸は私逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合わせと 呼びます

「幸せ」ではなく「仕合わせ」といった表し方がされています。中島さんはなぜ「仕合わせ」といった表現をされているのでしょうか。

「しあわせ」の意味

「しあわせ」という言葉にはこんな意味があります。

【幸せ/仕合せ/倖せ】(1)めぐりあわせがよいこと(さま)。幸運。幸福。(2)めぐりあわせ。運命。(3)ことの次第。始末。

そして「しあわせ」の語源は「し合わす」だとされています。

何かの動作が「合う」こと。それが「しあわせ」でした。

ですから言い換えれば「めぐり合わせ」に近いのではないでしょうか。

「しあわせ」とは自分が置かれている状況に別の状況が重なって生まれる状況ということ。

なので元来良いことにも悪いことにも「しあわせ」という言葉が使われていたそうです。

この曲の「しあわせ」とは良い意味ばかりのしあわせではないのかもしれません。

生きていればつらいこと悲しいこともある。だけどこれから出会ったあなたと一緒に「しあわせ」を感じていこう。

そんな深い意味が隠されていたのですね。

これから出逢うたくさんの糸。いろんな糸との「仕合わせ」を楽しみたいですね。

中島みゆきさんの「糸」動画

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