昭和に活躍!なつかしの味「バタークリーム」の知識

昭和の時代、ケーキと言えばバタークリームでデコレーションされたものが主流でした。今現在は生クリームを使ったケーキが一般的となりバタークリームの存在が薄れてきているようです。それでも昔に味わった口に油っぽさの残るあの感覚を懐かしむ人は多く、意外と隠れファンがいるのも事実です。

今でこそデコレーションケーキで使われるのは多くはありませんが、クッキーなどの他のお菓子にはしっかりと使用されています。そんなバタークリームの魅力を少し紐解いてみましょう。

バタークリームのケーキは昭和の時代を彩ったスイーツだった

今からずっと昔の日本が高度成長期を迎えて国としての成熟度を高めていた頃は、飽食の時代とは程遠いものでした。そのため平成の現在のように様々な食品を楽しむという感覚は無かったかもしれません。

今でこそスーパーやコンビニなどが多く普及し、外食産業も盛んになり食に対しての探究心は増すばかりですが、昭和の時代はそのような生活的余裕はありませんでした。

その中で町のケーキ屋さんのショーケースに飾られていたバターケーキの存在は華やかなものであり、特別な日にだけ食べられる貴重なスイーツだったようです。

バタークリームと言っても本格的なバターを使って作られたものはある意味高級品であり、一般庶民が楽しむにはお財布と相談しなければならなかったはずです。そこでバターの替わりにマーガリンやショートニングを使ってクリームを作り、バタークリームケーキとして販売し多くのお客さんの心を掴んだものです。

本格的なバターの風味が豊かなバタークリームほどの美味しさは無くとも、ケーキの華やかさとクリームとスポンジが合わさる事での美味しさが、子どもたちだけでなく大人にも喜びと安らぎを与えました。その後は輸送技術や物流システムの安定化や牛乳などの普及によって痛みやすい生クリームが一般的になり、現在主流の生クリームのデコレーションケーキが多く作られるようになった訳です。

バタークリームの魅力は合わせる素材で変化を楽しめるところ

現在の手軽に食べられるスイーツの中でもマーガリンやショートニングで作られたバタークリームを使ったケーキやクッキーなどがあり、安い価格でその味を楽しむ事は出来ます。

しかし本格的なバターを使ったバタークリームの魅力を知ってしまうと美味しさの違いがはっきりとわかります。実際に本格的なバタークリームは素材として高級な発酵バターなどを使う事が多いです。メレンゲと合わせたふんわりとした口溶けのイタリアンメレンゲタイプは常温保存が可能です。卵黄を加えて作るパータボンブタイプはコクがあり、保形成や作業性に優れているためデコレーションを美しく飾る事が出来ます。卵黄に加えて牛乳もプラスして作られるアングレーズタイプは、水分を多く含むので一番口溶けが良いです。

このようにバタークリームのタイプも種類があり、それぞれの特性に合わせてケーキやクッキー、チョコレートやフルーツなどを使い分けます。デコレーションケーキやロールケーキ、レーズンサンドやクリームサンドクッキーなどバタークリームを使うスイーツは色々ありますが、それぞれに適したタイプのクリームを使う事で様々な風味や味わいと口溶けを楽しむ事が出来ます。このようにバタークリームは生クリームとは異なる魅力を持つ意外と存在感のあるクリームなのかもしれません。

まとめ

町のケーキ屋さんやデパートなどのケーキショップ、またスーパーやコンビニに通販などによって、スイーツやケーキは溢れるほど存在します。多くは生クリームを使ったものかもしれませんし、今後も更なる美味しさの追求は続いていく事は間違いありません。

それでもバタークリームを使ったケーキやスイーツは根強いファンによって失われる事はないでしょう。なぜなら昭和の時代に楽しみだったあのクリームの味を忘れる事は出来ないはずだからです。

引用元:https://www.hachi8.me/showa-teste-butter-cream/,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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